これぞ究極のクールビズ!上着の中に冷水を循環させて涼しくする現場服
鎌倉製作所、高温の現場向けウエアラブルエアコン開発
鎌倉製作所(東京都港区、堀江威史社長)は、ウエアラブルエアコン「COOLEX・1=写真」を開発した。ウエア内に細管を張り巡らせ、専用冷凍機から冷水を循環させる。溶鉱炉やガラス細工、溶接など高温下の現場で働く作業者に快適な環境を提供する。1日から9月末にお試しキャンペーンとして無料で貸し出し、2017年春をめどに発売する。価格は50万円程度を想定。初年度50―100台の売り上げを目指す。
冷凍機がウエア内の管を常に一定温度に保つことで身体を冷やせる。水温は10度C前後で、7度―20度Cの間で調整可能。冷凍機とウエアをつなぐ接続ホースの長さ4メートルの範囲内で作業できる。素材の種類はメッシュか防炎布地を用意し、現場に応じてガラス繊維製の導入も検討する。
同社は換気装置、送風機、気化式涼風機などを製造・販売する。それらの機器は炎を扱い風を嫌う現場や35度―50度C以上の酷暑現場、輻射(ふくしゃ)熱や高湿度現場に対応できないのが課題だった。新製品は現場全体の大空間を冷やすことなく、着用した人だけをピンポイントで効率的に冷やせるため、低コストで快適性を提供できる。
冷凍機がウエア内の管を常に一定温度に保つことで身体を冷やせる。水温は10度C前後で、7度―20度Cの間で調整可能。冷凍機とウエアをつなぐ接続ホースの長さ4メートルの範囲内で作業できる。素材の種類はメッシュか防炎布地を用意し、現場に応じてガラス繊維製の導入も検討する。
同社は換気装置、送風機、気化式涼風機などを製造・販売する。それらの機器は炎を扱い風を嫌う現場や35度―50度C以上の酷暑現場、輻射(ふくしゃ)熱や高湿度現場に対応できないのが課題だった。新製品は現場全体の大空間を冷やすことなく、着用した人だけをピンポイントで効率的に冷やせるため、低コストで快適性を提供できる。
日刊工業新聞2016年7月1日