MRJ いよいよ22日以降に米国へ 新千歳空港で試験
【名古屋】三菱航空機(愛知県豊山町、森本浩通社長、0568・39・2100)は18日、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」の試験1号機を北海道の新千歳空港(千歳市・苫小牧市)に初着陸させた。22日の週にも米国での飛行試験に出発する予定で、経由地の同空港まで飛行して機体整備を実施した。MRJが拠点の愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)以外に着陸するのは3カ所目。
午前9時17分に名古屋空港を離陸し、10時57分に着陸した。名古屋空港以外での整備作業を確認した後、名古屋空港まで数時間かけて戻り、飛行試験に取り組んだ。
三菱航空機は2018年半ばのANAホールディングスへの量産初号機納入に向け、米国で1年間ほど飛行試験を実施して型式証明の取得を目指す。新千歳空港、ロシア、米アラスカを経由し、試験拠点の米ワシントン州の空港に向かう計画。
午前9時17分に名古屋空港を離陸し、10時57分に着陸した。名古屋空港以外での整備作業を確認した後、名古屋空港まで数時間かけて戻り、飛行試験に取り組んだ。
三菱航空機は2018年半ばのANAホールディングスへの量産初号機納入に向け、米国で1年間ほど飛行試験を実施して型式証明の取得を目指す。新千歳空港、ロシア、米アラスカを経由し、試験拠点の米ワシントン州の空港に向かう計画。
日刊工業新聞2016年8月19日総合3面