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「ニッコールレンズ」、1959年から積み重ねて生産1億本に

ニコン、現在は90種超をラインアップ
 ニコンは「NIKKOR(ニッコール)」ブランドで展開するレンズ交換式カメラ用レンズの生産が6月に累計1億本を達成した。1932年にニッコールの商標を登録した。59年に一眼レフカメラ「ニコンF」を発売し、これと同時に一眼レフカメラ用ニッコールレンズの第1弾を発売した。

 現在は超広角から超望遠までカバーする単焦点レンズやズームレンズ、魚眼レンズ、マクロレンズなど幅広く展開。ミラーレスカメラ用レンズを含めると90種類以上をそろえている。

 また最新の光学性能評価技術を使って開発した大口径中望遠単焦点レンズ「AF―Sニッコール105mm f/1.4E ED=写真」を26日に発売。プロやハイアマチュア向けで人物や静物を撮影する時に美しいボケ感や自然な奥行きのある描写ができる。
日刊工業新聞2016年8月9日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
ちなみにキヤノンのレンズ交換式カメラであるEOSシリーズ向けの交換レンズ「EFレンズシリーズ」の累計生産本数が1億本を達成したのは、一足早く2014年5月。

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