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軟式野球用バット、限界超えて「より遠くへ」

ミズノの「ビヨンドマックス」シリーズ好評、累計70万本販売
軟式野球用バット、限界超えて「より遠くへ」

「ビヨンドマックス」シリーズの最新モデル「メガキングアドバンス」

 ミズノの軟式野球用バット「ビヨンドマックス」シリーズが好評だ。「ホームランを打ちたい」「飛距離を伸ばしたい」といったユーザーの気持ちに応える同商品は、2002年に発売。8種類を展開し、5月末までにシリーズ累計70万本の販売を記録した。

 スポーツ業界では「1種類で5000本以上売れればヒット商品と言われる」(ミズノ)中で、同シリーズは1種類当たり8万7500本を販売した計算になる。

 バットの打球部に使用したウレタン系の柔らかい高反発素材が、打撃時の軟式ボールの変形を抑え飛距離が伸びる構造。中学生から一般のプレーヤーまで広く支持されている。

 7月8日には同シリーズの最新モデル「メガキングアドバンス=写真」を発売した。打球部の高反発素材部を、従来品に比べ約10センチ拡大。先端部付近は約4・4%、手元部付近は約4・1%の飛距離アップを可能にした。消費税抜きの価格は4万2000円。ミズノ野球品取扱店で販売する。
日刊工業新聞2016年8月1日 新製品フラッシュ面
斉藤陽一
斉藤陽一 Saito Yoichi 編集局第一産業部 デスク
 20年以上前、中学野球部のころに祖父に買ってもらった軟式用バットが今も家にあります。最新のバットとどのくらい性能が違うのか、打ち比べてみたいものです。

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