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甲子園に負けじと炎天下で好ゲーム。工作機械業界の日本一が決定!

優勝はコマツNTC。日工会「第57回野球大会」
 日本工作機械工業会(日工会)が主催する「第57回野球大会」(日刊工業新聞社など後援)は、コマツNTC(富山県南砺市)がシチズンマシナリー(長野県御代田町)を9回裏のサヨナラ劇で制し、2年ぶりに優勝旗を獲得した(写真)。コマツNTCの藤沢正隆監督は「全試合が追いかける苦しい展開だったが逆転できた。必ず連覇したい」と選手をたたえ、喜びを爆発させた。シチズンマシナリーは第50回大会まで10連覇を遂げ、3年ぶりの決勝戦に進むも、7年ぶりの優勝はならなかった。

【決勝】▽シチズンマシナリー4―5コマツNTC
【準決勝】▽オークマ3―8シチズンマシナリー▽ヤマザキマザック5―7コマツNTC
【順位】▽優勝=コマツNTC、準優勝=シチズンマシナリー、3位=ヤマザキマザック、4位=オークマ、5位=ジェイテクト、6位=牧野フライス製作所、7位=DMG森精機、8位=三井精機工業、9位=浜井産業
【最高殊勲賞】▽外山大郎捕手(コマツNTC)

 4日の開会式では日工会の石丸雍二日工会専務理事は「2020年の東京五輪に野球、ソフトボールが正式種目に選ばれた。皆さんも野球を極めてほしい」とエールを送った、

(石丸専務理事の始球式=東京・品川の大井ふ頭中央海浜公園)

4日の結果は次の通り。
【1回戦】◇三井精機工業5―4浜井産業
【2回戦】◇ジェイテクト5―7コマツNTC◇オークマ8―0牧野フライス製作所◇DMG森精機4―7シチズンマシナリー◇三井精機工業7―8ヤマザキマザック




日刊工業新聞2016年8月8日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
猛暑注意報が出るなか、都内でプレーした選手や大会関係者の皆さんはさぞかし暑かっただろうと思います。

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