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東京から宮古島へ行きやすくなります。JTAが「737-800」導入

 日本トランスオーシャン航空(JTA)は8月4日、羽田-宮古線にボーイング737-800型機を投入すると発表した。737-400からの変更で、宮古発は6日から、羽田発は7日から運航する。同社の737-800運航路線は3路線目となる。

 JTAの737-800は座席数は165席で、クラスJが20席、普通席が145席。145席または150席の737-400と比べて15席以上増えた。内装はLED照明や本革シートなどを備える、日本航空(JAL/JL、9201)の国内線新仕様「JALスカイネクスト」と同等とし、JALグループで内装を共通化している。

 沖縄らしさを乗客に体感してもらうため、クラスJのヘッドレストカバーには、沖縄の伝統工芸「紅型」デザインを採用。LED照明のパターンは、JALが沖縄路線で展開するものに加えて、JTA独自の「エメラルドグリーン」を用意する。機内エンターテインメントのビデオやオーディオの番組も、沖縄らしいものを揃える。

 JTAは2014年5月、737-800を12機発注し、2016年1月に同社向け初号機(登録番号JA01RK)を受領した。22年ぶりの新機材で、現在は那覇-福岡線と宮古線の2路線に投入している。JTAによると、10月29日までは羽田-宮古線への投入が確定。10月30日から始まる冬ダイヤ以降の投入も検討している。
運航スケジュール
NU22 宮古(19:35)→羽田(22:25)運航開始日:8月6日
NU21 羽田(06:55)→宮古(09:40)運航開始日:8月7日
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
6日から737-800で運航。夏ダイヤいっぱいは確定しており、冬ダイヤ以降も検討しています。

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