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西鉄、福岡市内に連節バスを投入!渋滞緩和につながる?

西鉄、福岡市内に連節バスを投入!渋滞緩和につながる?

福岡中心街の天神、博多駅、ウオーターフロントの3地区を循環

 全長18メートル、福岡が初めての観光客でも楽々見つけられます―。西日本鉄道は連節バスを使ったバス高速輸送システム(BRT)の試験運行を8日から福岡市中心部で始める。輸送能力が高いシステム導入で公共交通機関の利用を増やし、渋滞緩和にもつなげる。当初2ルートで運行。9月中旬をめどに天神、博多駅、ウオーターフロントの3地区を循環させる。

 連節バスは全長18メートル、定員133人で、シンボルカラーは認知しやすい黄色。1台約1億円で2台を運行する。同社が現在運行している一般的バスは全長11メートルで定員70―80人。試験運行では利用者が慣れるまで運転手の他に補助人員が乗車し乗降方法などの周知を図る。
日刊工業新聞2016年8月5日
三苫能徳
三苫能徳 Mitoma Takanori 西部支社 記者
バスが、とてもとても多い福岡市中心部。いまでも連節して走っているような感じですが、わかりやすさという意味ではよいかもしれません。ただ、博多港あたりで右左折を繰り返す現状のルートで、果たして渋滞緩和につながるのかは疑問。逆効果になるような気もします。

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