ニュースイッチ

タブレットでドローンの飛行ルート設定、地形を3Dデータ化

ソフトバンクC&S、地形測量アプリ
タブレットでドローンの飛行ルート設定、地形を3Dデータ化

サイトスキャンを使ったドローン操縦

 ソフトバンク コマース&サービス(東京都港区、溝口泰雄社長兼最高経営責任者、0800・111・2247)は、タブレット端末を使い飛行ロボット(ドローン)の自動操縦や自動撮影ができるアプリケーション「Site Scan(サイトスキャン)」を8月下旬から取り扱う。建設や土木業務の測量向け。測量に必要なドローンなどのセットは250万円(消費税抜き)から。

 サイトスキャンは米3Dロボティクス製のアプリ。米大手CADメーカーのオートデスクが持つクラウド技術を使っている。

 タブレットでドローンの飛行ルートを設定すると、自律飛行しながら地形を自動で撮影し、画像データをクラウド上にアップロードする。オートデスクのクラウドやソフトウエアと連携し、撮影した地形を3Dデータ化できる。

 セットの「サイトスキャン測量パック」は、ドローン「3DR SOLO」本体、予備バッテリー1個、予備プロペラ1組、「3DR SOLO」収納バックパック、カメラ、SDカード、風速計などで構成。

 専門知識やスキルがなくても、効率的に高精度な測量が可能になる。

 地形測量は従来、多くの時間と人手が必要だった。サイトスキャンの活用により技術者1人当たりの生産性が高まる。
日刊工業新聞2016年7月22日 ロボット面
穂川果音
穂川果音 Hokawa Kanon 気象予報士
最近のドローンの様々な活用法に驚くばかりです! なかなか人が立ち入る事が出来ない場所での作業でしたりドローンを使うことによって時間と人件費を少なくする事ができますから、ルールを守って使えば本当に便利なロボットだなと思います。 さらに気象観測する事ができるドローンも出てきました! 今後、ドローンがその地点の気象データを観測・発信し、気象データに反映できたら天気予報の精度が更に上がりそうと感じました!!

編集部のおすすめ