オフィスでノンアルコールビール飲めます!サントリーが専用自販機を拡販
スーパー銭湯など販促強化。年末までに計500台の設置を狙う
サントリービールはノンアルコールビール「オールフリー」専用の自動販売機を、オフィスやスーパー銭湯などに設置する。すでに一部地域で設置を始めており、2016年末までに計500台の設置を狙う。需要期の夏に向け、スーパーの店頭やキャンプ場などで無料配布も行い、商品の認知度を高める。ノンアルコールビールはアサヒビール、キリンビール、サッポロビールがそれぞれ攻勢をかけており、サントリーも対抗する。
ノンアルビールは消費者の健康志向や低アルコール志向を受け、市場が拡大している。サントリービールは市場をさらに拡大するには、“酒が飲めないドライバーの飲料”から脱して昼食やアウトドア、リラックス時などに飲用機会を増やすことが不可欠と見ている。オフィスやスーパー銭湯などへの自販機設置は、その戦略の一環だ。
オールフリー専用自販機のサイズは、幅370ミリ×奥行き370ミリ×高さ595ミリメートルとコンパクトな設計。オフィスなどに設置しやすくした。250ミリリットル缶や350ミリリットル缶などの商品2種類を最大14本収納できる。売価は100円、200円、300円から自由に設定できる。先行して設置したオフィスやスポーツ施設では、1カ月当たり48―72本の販売実績があるという。
同社は販売促進策として、商品を2本買うと人気アニメーション「おそ松さん」の動画が入手できるキャンペーンも始めた。
ノンアルビールはアサヒが「ドライゼロ」、キリンが「パーフェクトフリー」、サッポロは「サッポロプラス」でそれぞれ攻勢を仕掛けている。キリンとサッポロも商品がもらえるキャンペーンを始めた。
ノンアルビールは消費者の健康志向や低アルコール志向を受け、市場が拡大している。サントリービールは市場をさらに拡大するには、“酒が飲めないドライバーの飲料”から脱して昼食やアウトドア、リラックス時などに飲用機会を増やすことが不可欠と見ている。オフィスやスーパー銭湯などへの自販機設置は、その戦略の一環だ。
オールフリー専用自販機のサイズは、幅370ミリ×奥行き370ミリ×高さ595ミリメートルとコンパクトな設計。オフィスなどに設置しやすくした。250ミリリットル缶や350ミリリットル缶などの商品2種類を最大14本収納できる。売価は100円、200円、300円から自由に設定できる。先行して設置したオフィスやスポーツ施設では、1カ月当たり48―72本の販売実績があるという。
同社は販売促進策として、商品を2本買うと人気アニメーション「おそ松さん」の動画が入手できるキャンペーンも始めた。
ノンアルビールはアサヒが「ドライゼロ」、キリンが「パーフェクトフリー」、サッポロは「サッポロプラス」でそれぞれ攻勢を仕掛けている。キリンとサッポロも商品がもらえるキャンペーンを始めた。
日刊工業新聞2016年7月5日