「江戸っ子1号」メンバーの大学院生、参加企業の就職第1号に!
「運命の出会いの連続」 芝浦工大の田玉さんにパール技研社長が惚れ込む
大学や中小企業、信用金庫が連携して開発した無人深海探査機「江戸っ子1号」のプロジェクトに、芝浦工業大学大学院理工学研究科機械工学専攻の大学院生として参加した田玉紀史さん(24)が4月、参加企業の1社であるパール技研(千葉県白井市)に入社した。
芝浦工大でダイビング部に属していた田玉さんは、学部3年生の時、青木孝史朗教授が同機の開発をしていると知り「赤い糸を感じて入室した」。駆体フレームの設計や強度解析を担当し、海洋研究開発機構の施設のプールに飛び込んで実験した経験もある。
田玉さんの真剣さに、一緒に開発に取り組んだ小嶋大介社長がほれ込んだ。千葉県内の居酒屋で10時間にわたって口説いた。
入社には理由がもう一つある。田玉さんは、カーレース好き。パール技研はレース用自動車部品を手がけており「望む仕事ができると感じた」。
プロジェクトへの参加や同社入社を「運命の出会いの連続」と振り返る田玉さん。パール技研をけん引する存在になるべく、仕事と技術習得にまい進の日々だ。
芝浦工大でダイビング部に属していた田玉さんは、学部3年生の時、青木孝史朗教授が同機の開発をしていると知り「赤い糸を感じて入室した」。駆体フレームの設計や強度解析を担当し、海洋研究開発機構の施設のプールに飛び込んで実験した経験もある。
田玉さんの真剣さに、一緒に開発に取り組んだ小嶋大介社長がほれ込んだ。千葉県内の居酒屋で10時間にわたって口説いた。
入社には理由がもう一つある。田玉さんは、カーレース好き。パール技研はレース用自動車部品を手がけており「望む仕事ができると感じた」。
プロジェクトへの参加や同社入社を「運命の出会いの連続」と振り返る田玉さん。パール技研をけん引する存在になるべく、仕事と技術習得にまい進の日々だ。
日刊工業新聞2015年05月06日 列島・中小・ベンチャー・中小政策面