ジャパンディスプレイが中国の後工程を再編
関連会社を売却
ジャパンディスプレイ(JDI)は、後工程(組み立て)を手がける中国の生産拠点の再編に着手する。関連会社のモーニングスター・オプティクス・ジュハイ(中国広東省珠海市)を、タッチパネルや液晶ディスプレーを手がけるホリテック・テクノロジー(同山東省)へ売却する。中国にある他の拠点も売却や閉鎖を視野に入れる。スマートフォン用ディスプレーの低価格化が進み、スマホ向け製品の後工程拠点の再編は重要課題だった。
JDIはホリテックと、モーニングスターの全株式を売却することで合意した。売却額は16億5000万円の見通し。モーニングスターはJDIの台湾関連会社「スターワールドテクノロジー(STC)」の中国生産子会社。モーニングスター売却に伴いSTCは台湾での上場を廃止し、親会社でJDIの子会社「台湾ディスプレイ」に吸収合併される。
JDIはモーニングスターを含め、中国に組み立て拠点が4カ所ある。固定費削減やリソースの効率活用の観点から、残り3拠点でも統廃合を検討する。
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JDIはホリテックと、モーニングスターの全株式を売却することで合意した。売却額は16億5000万円の見通し。モーニングスターはJDIの台湾関連会社「スターワールドテクノロジー(STC)」の中国生産子会社。モーニングスター売却に伴いSTCは台湾での上場を廃止し、親会社でJDIの子会社「台湾ディスプレイ」に吸収合併される。
JDIはモーニングスターを含め、中国に組み立て拠点が4カ所ある。固定費削減やリソースの効率活用の観点から、残り3拠点でも統廃合を検討する。
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日刊工業新聞2016年6月27日