マツダ、生産ラインのロボット稼働率を上げます!
減速機などを長寿命化
マツダは産業用ロボットの稼働率向上につながる技術を開発した。長寿命化した減速機を搭載したロボットを開発、ロボットの余寿命の推定手法も確立し、故障・交換にかかる生産ライン停止時間を短縮する。すでに一部のラインで導入しており、次世代車の生産開始に合わせて大規模に導入する計画。
導入するロボットは、減速機のクランクシャフトと円すいころ軸受を改良した。減速機の寿命はクランクシャフト表面の硬度を高めて従来型の1・6倍に、さらに円すいころ軸受の大型化で同2・5倍に長寿命化した。1・6倍タイプはすでに採用しており、2・5倍タイプは次の新型車の生産開始時から導入する。
ロボットの重要部品の一つである減速機の寿命は、使い方にもよるが平均で8―10年。頻繁には壊れないが、壊れた場合はロボットのアームを外してつり上げるなどで交換に約2時間かかり、ライン全体の停止時間が長くなる要因となっていた。
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導入するロボットは、減速機のクランクシャフトと円すいころ軸受を改良した。減速機の寿命はクランクシャフト表面の硬度を高めて従来型の1・6倍に、さらに円すいころ軸受の大型化で同2・5倍に長寿命化した。1・6倍タイプはすでに採用しており、2・5倍タイプは次の新型車の生産開始時から導入する。
ロボットの重要部品の一つである減速機の寿命は、使い方にもよるが平均で8―10年。頻繁には壊れないが、壊れた場合はロボットのアームを外してつり上げるなどで交換に約2時間かかり、ライン全体の停止時間が長くなる要因となっていた。
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日刊工業新聞2016年6月20日