新型「プリウスPHV」年5ー6万台生産へ。トヨタ、強気の計画
トヨタ自動車は9月後半に生産を始めるプラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」の新モデルの生産台数を、年間5万―6万台規模に設定した。現行のPHVは2012年の発売以来、苦戦し、16年4月末までの世界累計販売台数は約7万5000台にとどまる。米国での環境規制強化やスマートコミュニティー(次世代社会インフラ)実現に向けてPHVの需要が膨らむとみて、強気の生産・販売計画を設定した。
新型プリウスPHVは当初、月間4000―5000台程度の計画で生産する。多い月には同6000台を超える見通しだ。全量を堤工場(愛知県豊田市)で生産する。
新型は15年末発売のハイブリッド車(HV)「プリウス」をベースとしながらも、フロントデザインなどを大きく変え、PHV独自のスタイルを追求。米国仕様や日本仕様を設定し、需要を喚起する。現行モデルはHVとPHVが、ほぼ同じデザインだった。また電気自動車(EV)走行距離を従来比約2・3倍の60キロメートル以上と大幅に延長するなど性能も進化させた。
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新型プリウスPHVは当初、月間4000―5000台程度の計画で生産する。多い月には同6000台を超える見通しだ。全量を堤工場(愛知県豊田市)で生産する。
新型は15年末発売のハイブリッド車(HV)「プリウス」をベースとしながらも、フロントデザインなどを大きく変え、PHV独自のスタイルを追求。米国仕様や日本仕様を設定し、需要を喚起する。現行モデルはHVとPHVが、ほぼ同じデザインだった。また電気自動車(EV)走行距離を従来比約2・3倍の60キロメートル以上と大幅に延長するなど性能も進化させた。
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日刊工業新聞2016年6月15日