タカタがホンダ株を大半売却。数万株残し手元資金を確保
タカタが、保有するホンダの株式の大半を売却したことが分かった。2015年3月末時点の保有数は約223万株で貸借対照表計上額は約87億円だったが、16年4月末までに数万株を残して手放した。タカタの16年3月期連結決算はエアバッグのリコール(回収・無償修理)に関連した製品保証引当金や弁護士費用などの特別損失が響き、2期連続の当期赤字だった。株式売却で手元資金を充実させ、資金繰りに備えるとみられる。
タカタの有価証券報告書によると15年3月末時点でホンダやトヨタ自動車、日産自動車などの株式を保有。全株式の貸借対照表計上額は約163億円だった。
リコール問題の発生後、保有株式の売却を進め、16年3月期連結決算では、投資有価証券の売却による収入を62億円計上した。16年3月末時点で保有するホンダ株は百数十万株だった。
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タカタの有価証券報告書によると15年3月末時点でホンダやトヨタ自動車、日産自動車などの株式を保有。全株式の貸借対照表計上額は約163億円だった。
リコール問題の発生後、保有株式の売却を進め、16年3月期連結決算では、投資有価証券の売却による収入を62億円計上した。16年3月末時点で保有するホンダ株は百数十万株だった。
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日刊工業新聞2016年6月14日