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「電気トランプ」で楽しく科学学ぶ

日本発明振興協会が発売
 日本発明振興協会(東京都渋谷区、原昭邦会長)は、科学に親しんでもらうための「サイエンストランプ」シリーズを展開している。その一環として、電気の仕組みを説明する図を各札に描いた「電気トランプ」を発売した。「元素周期律」と「DNA」に続くシリーズ第3弾。消費税込みの価格は1000円。

 化学と生物に続く物理分野から「分かりやすく楽しんでもらえて、トランプに反映しやすい」(柴田治呂専務理事)と、電気を題材にした。電圧と電流、電力、抵抗をトランプのマーク4種類に対応。数字の大きさに応じ電気量の現象や電気器具を描き、説明文を添えた。遊びながら電気の科学に親しめる。

 発光ダイオードや新幹線などの人工物のほか、雷などの自然現象や脳と神経細胞といった生物関連など、多様な事例を紹介。通常のトランプゲームに加え、オームの法則などを踏まえた独自ルールのゲームも楽しめる。
日刊工業新聞2016年5月30日 
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
商品名を見た時に光ったりするのかと思ってしまった。せっかくならエレクトロニクス技術を少しでも活用すればいいのに。

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