顧客とのすり合わせノウハウ、「ソリ合わせ」に生かす!
下町ボブスレー推進委、ジャマイカ技術者と開発会議
東京都大田区の町工場が中心となってボブスレーのソリを製造している「下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会」は18、19の両日、ジャマイカボブスレー連盟の技術ディレクターであるトッド・ヘイズ氏と開発会議を開いた。同委員会はジャマイカチームとともに18年の韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪出場を目指している。10月にジャマイカ仕様のソリ2―3台と日本人選手用1台の製造を目指す。
今回開いた会議は新型ソリにジャマイカ側の希望を反映させる作業の一環。米国などでソリの開発を経験しているヘイズ氏は「チームの情熱、技術力の高さに感銘を受けている。ソリの製作は技術面、金銭面ともに難しいが、いいソリができると確信している」と話す。
同委員会副委員長の西村修エース社長は「ヘイズ氏の経験を生かしたい。今回は新たに開発チームも作る。全体の部品を精査し、いいものを提供する」と自信をみせた。ジャマイカチームは1月に下町ボブスレーのソリを採用し、先シーズンは国際大会にも出場。ゼネラルマネージャーの細貝淳一マテリアル社長は「やってきたことが正しかったと実感している。順調に階段を上っている」と顔をほころばせた。
今回開いた会議は新型ソリにジャマイカ側の希望を反映させる作業の一環。米国などでソリの開発を経験しているヘイズ氏は「チームの情熱、技術力の高さに感銘を受けている。ソリの製作は技術面、金銭面ともに難しいが、いいソリができると確信している」と話す。
同委員会副委員長の西村修エース社長は「ヘイズ氏の経験を生かしたい。今回は新たに開発チームも作る。全体の部品を精査し、いいものを提供する」と自信をみせた。ジャマイカチームは1月に下町ボブスレーのソリを採用し、先シーズンは国際大会にも出場。ゼネラルマネージャーの細貝淳一マテリアル社長は「やってきたことが正しかったと実感している。順調に階段を上っている」と顔をほころばせた。
日刊工業新聞2016年5月20日 中小企業・地域経済面