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「リッツ」と「オレオ」日本人向けに味改良-モンデリーズ・ジャパン

プレミアムは二枚つながる
 モンデリーズ・ジャパン(東京都品川区、リアン・カッツ社長、03・4510・6600)は、ビスケットブランド「オレオ」「リッツ」「プレミアム」の8製品(写真)を、9月に発売する。従来、ヤマザキ・ナビスコがライセンス生産し販売ていたが、契約終了に伴い3ブランドとも日本市場向けに刷新する。価格は未定だが、販売店による個別見積もりになるという。日本のビスケット市場で、高いシェアの獲得を目指す。

 「オレオ」と「リッツ」は、日本人向けに味を改良した。消費者に試食してもらい最も評価の高かった味を採用したという。「プレミアム」は2枚をつなげて切れ目を入れたダブルサイズで提供。割れば今まで通りの食べ方ができるが、大きくなった分具材が乗せやすく、食べ方が広がる。

 辺丙三専務は「日本のビスケット市場はプレーヤーが多く、トップ企業のシェアも7・5%程度。3ブランドの発売で、この市場に食い込みたい」と意気込む。3ブランドのヤマザキ・ナビスコと米ナビスコとのライセンス契約は8月31日に終了する。今後はナビスコの親会社である米モンデリーズ・インターナショナルの日本法人モンデリーズ・ジャパンが販売する。
日刊工業新聞2016年5月13日 建設・エネルギー・生活2面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
日本向けの改良とのことですが、個人的にはちょっと日本のお菓子っぽくない味が好きだったのでリニューアル後どうなるのか不安があります…

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