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「夢は都市対抗優勝」―広島・福山の地元企業野球チーム、初の公式戦

都市対抗野球広島県予選、相手は三菱重工広島
「夢は都市対抗優勝」―広島・福山の地元企業野球チーム、初の公式戦

福山八幡宮での必勝祈願のようす

 広島県福山市を拠点とする社会人硬式野球クラブチーム「福山ローズファイターズ」が本格始動した。地元10社で働く選手20人で構成。「夢は都市対抗優勝」と、11日に福山八幡宮を訪れ必勝祈願に臨んだ(写真)。

 ローズファイターズの運営母体はNPO法人の福山スポーツ雇用サポートセンター。菅田雅夫同センター理事長は工作機械メーカー、ホーコス(福山市)の社長で、社員もチームに所属する。菅田理事長は「選手は終業時間まで仕事に取り組みながら野球に向き合う。懸命な姿勢に刺激を受けて職場も盛り上がっている」と語る。チーム結成後初の公式戦は14日。都市対抗野球広島県予選で三菱重工広島と対戦する。
日刊工業新聞2016年5月12日 中小企業・地域経済面
斉藤陽一
斉藤陽一 Saito Yoichi 編集局第一産業部 デスク
 ローズファイターズのHPには選手・スタッフのプロフィルが掲載されています。横井辰文監督の欄を見ると、初戦の対戦相手である三菱重工広島で選手・コーチ・監督として長年活躍されていたとのこと。公式戦初戦が古巣との対決になり、どんな心境なのでしょうか。ちなみに三菱重工広島の現在の監督は、プロ野球の広島や阪神で選手・コーチを務めた町田公二郎氏です。

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