《工場夜景#01》京浜工業地帯、作業の明かり力強く
東京都と神奈川県にまたがる京浜工業地帯は、機械や金属・化学工場が密集し、日本のモノづくり産業を支えている。昭和電工や東亜石油の工場には、夜になると作業用の明かりがともり、非日常的で幻想的な情景に様変わりする。
夜景を見る屋形船クルーズやバスツアーは大人気。2015年はツアー客が1万人を超えた。修学旅行で来ていた青森県の中学生は「夜景がきれい」と歓声を上げつつ「遅くまで働いている人の力が私たちの生活に役に立っている」と感心していた。川崎市観光協会の亀山安之観光推進部長は「工場夜景をただ見るだけでなく、モノづくり産業の歴史や尊さを教えていきたい」と広がりに期待する。
(文・写真=冨家邦裕)
夜景を見る屋形船クルーズやバスツアーは大人気。2015年はツアー客が1万人を超えた。修学旅行で来ていた青森県の中学生は「夜景がきれい」と歓声を上げつつ「遅くまで働いている人の力が私たちの生活に役に立っている」と感心していた。川崎市観光協会の亀山安之観光推進部長は「工場夜景をただ見るだけでなく、モノづくり産業の歴史や尊さを教えていきたい」と広がりに期待する。
(文・写真=冨家邦裕)
日刊工業新聞2016年4月29日