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富士重、20年度の世界生産を120万台に設定

北米で能力増強、新しい専用車種を投入へ
富士重、20年度の世界生産を120万台に設定

3月に新車台を発表する吉永社長

 富士重工業は2020年度の世界生産台数を過去最高となる15年度比26%増の120万台規模に設定した。販売台数の6割を占める北米が好調に推移し、全般的に需要が旺盛だと判断した。米国工場の生産能力を増強するなど世界生産を拡大し、達成する。

 世界生産計画は主要サプライヤーに伝えた。16年度の世界生産は15年度比15・7%増の110万台程度に設定した。同社の世界生産が100万台を超えるのは初となる。新たに北米専用車を投入するなど20年度にかけて需要のけん引役となる新モデルを相次いで投入する。
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日刊工業新聞2016年4月27日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
全車種に新プラットフォームを採用する計画。どこまで収益拡大に貢献するか。

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