トヨタ、ハイブリッド車の電池再利用を拡大
2代目、3代目「プリウス」が対象。まず日米でスタートし新会社設立も
トヨタ自動車は、ハイブリッド車(HV)から取り外した電池の一部を再組み立てし、再び車載用として使う再構築・再利用(リビルド・リユース)事業を拡大する。再利用できるモジュールを組み合わせて電池パックとする取り組み。国内で回収から搭載までのスキームを確立したのに続き、米国でも始めた。今後、同事業を手がける新会社や新拠点の設立も検討する。
対象とするのは、2003年発売の2代目「プリウス」と09年発売の3代目プリウスに搭載されたニッケル水素電池。発売時期や販売台数の多さ、電池の構造が近いため再生しやすいことなどを理由に、まずは2車種に限定した。HV用電池のリビルド・リユースは自動車メーカーで世界初となる。
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対象とするのは、2003年発売の2代目「プリウス」と09年発売の3代目プリウスに搭載されたニッケル水素電池。発売時期や販売台数の多さ、電池の構造が近いため再生しやすいことなどを理由に、まずは2車種に限定した。HV用電池のリビルド・リユースは自動車メーカーで世界初となる。
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日刊工業新聞2016年4月26日