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日本製半導体装置の販売高、11ヶ月連続プラス…寄与した需要は?

日本半導体製造装置協会(SEAJ)が23日発表した日本製半導体製造装置の11月の販売高(速報値、9―11月の3カ月移動平均ベース、輸出含む)は、前年同月比35・2%増の4057億8800万円で、11カ月連続のプラスだった。中国で成熟世代の製品を中心に販売が好調だったことや、生成人工知能(AI)で使われる広帯域メモリー(HBM)などの底堅い需要が寄与した。

一方、中国向けは投資の一服感も見られる。SEAJによると10月までは販売の約4割を中国向けが占めていたが、11月は約3割まで低下した。半導体製造装置各社は2024年度下期(10月―25年3月)以降は売上高に占める中国の比率が低下するとしている。

25年はメモリー投資の回復と半導体受託製造(ファウンドリー)での最先端分野への投資も見込まれる。


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日刊工業新聞 2024年12月24日

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