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万博機運を醸成…ANAが就航、特別塗装機のデザイン

全日本空輸(ANA)は12日、2025年大阪・関西万博の特別塗装機「EXPO2025 ANA JET=写真」を就航した。米ボーイング737―800型機に万博のイメージカラーとANAのコーポレートカラーを流線型に融合したデザインを塗装。機内には客室乗務員が着用するエプロンや乗客に提供する紙コップに特別デザインを施したサービス品を搭載する。特別塗装機は1機で国内線全線を就航し、万博の機運醸成につなげる。

同日開催した就航イベントには古賀友一郎経済産業副大臣などが出席。井上慎一社長が「この機体が未来への夢と希望を乗せて飛び立つ象徴になることを願っている」とあいさつした。羽田発関西行きの初便を公式キャラクターのミャクミャクとともに見送った。

大阪・関西万博では、ANAホールディングス(HD)がPRサプライヤーとして協賛しており、空飛ぶクルマ運航事業者として電動飛行機を、夢洲会場ポートを拠点に湾岸周辺エリアで運航する。

日刊工業新聞 2024年12月13日

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