日立・東原会長、トヨタ・河合おやじなどが登壇。「工場長サミット」今日開催
#工場長サミット2024 9つのセッションに約500名が参加予定
モノづくり日本会議は2日、東京ミッドタウン八重洲(東京都中央区)でモノづくり関連企業が一堂に会するビジネスカンファレンス「工場長サミット2024 ー製造業を強くしたい人たちのミートアップー」(午後1時30~)を開催する。基調講演を始め9つのセッションは、製造業にとって注目度の高いテーマを選び、約20名のキーマンが登壇する。約500名が参加予定。講演を起点にネットワーキングを通じて参加者(登壇者・聴講者)がさまざまな課題を共有認知する場を作り、業界や企業の枠を超え、未来志向で日本の強みである製造業の底上げを目指す。
基調講演に登壇する日立製作所の東原敏昭会長は「製造業の壁」をテーマに日本が強みとするモノづくりの現場力を一段と高めていくために必要な課題や処方箋を提示する。クロージングセッションではトヨタ自動車の河合満エグゼクティブフェロー(おやじ)が登壇。「デジタル・AI時代におけるモノづくり現場の人材育成」をテーマに、中小企業の経営者たちと具体事例などを上げながらトークしていく。その他のセッションでは、半導体と地政学リスクやサイバーセキュリティー対策、製造現場の人手不足、環境データ対応、サプライチェーンDXなど旬な話題を取り上げる。
モノづくり日本会議は大手から中小企業まで約2000社(正会員・賛助会員)のモノづくり関連のステークホルダーが加盟するコミュニティーで、共同議長制で運営しており、現在は日立製作所の東原氏、トヨタの河合氏をはじめ8名の共同議長が活動を牽引している。
登壇企業&タイムテーブル
<開場時間=12時30分>●13:30~14:15 《基調講演》「製造業の壁」
株式会社日立製作所 取締役会長 代表執行役 東原 敏昭 氏
●14:30~15:15 《セッション1》急げ、製造業・工場のサイバーセキュリティー対策
●14:40~15:25 《セッション2》迫りくる欧州規制、工場環境データの開示にどう向き合うか
●15:30~16:15 《セッション3》コマツのグローバル生産・調達戦略
●15:40~16:25 《セッション4》老舗工作機械メーカーが実践、労働人口激減でも存続する「工場のカタチ」 ●16:40~17:25 《セッション5》DXが推し進めるサプライチェーンのゲームチェンジ
●16:40~17:25 《セッション6》半導体と地政学リスク、製造業が知るべきハイテク冷戦時代の危機と商機
●17:30~18:15 《クロージングセッション》「AI時代におけるモノづくり現場の人材育成と工場長の素養とは?」
トヨタ自動車株式会社 Executive Fellow(おやじ) 河合 満 氏ほか
●18:15~19:30 《ネットワーキング》(全体交流会)
●16:45~17:45 《特別プログラム》広がる製造業のオープンイノベーション、スタートアップが本音で話す協業成功モデル
カンファレンスの概要
【名称】 「工場長サミット2024」【主催】 モノづくり日本会議、日刊工業新聞社
【会場】 東京ミッドタウン八重洲カンファレンス(4、5階)
(会場アクセス)https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/conference
【日時】12月2日(月)13時30分―19時30分
【定員】400名
【参加対象者】モノづくり日本会議会員、招待者、一般参加者
<主に工場や生産部門のリーダークラス、事業部門、開発・設計部門、IT・DXや経営戦略などのコーポレート部門など、講演テーマに関係する意思決定を持った方、若手でもアクティブに部門をリードしている方、中小企業の経営層など。>
<問い合わせ先>
モノづくり日本会議 事務局 〒103-8548 東京都中央区日本橋小網町14-1 TEL: 03-5644-7608(平日10:00~17:00)
Email: monodzukuri-event@media.nikkan.co.jp
URL: https://www.cho-monodzukuri.jp/