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JALが普及促進…「電動マイクロモビリティー」でラストワンマイル移動の課題解決

Limeとシェアサービスで協業
JALが普及促進…「電動マイクロモビリティー」でラストワンマイル移動の課題解決

利用料金100円ごとにJALのマイルがたまるなど移動価値向上を図る(Limeの着座式のシートボード)

日本航空(JAL)とLime(ライム、東京都港区)は、電動マイクロモビリティーのシェアリングサービスで協業する。Limeが提供する電動マイクロモビリティーを利用することで、JALのマイルがたまるサービスを開始。JALの国内ネットワークを活用し、同モビリティーの利用拠点(ポート)の設置を拡大する。協業の第1弾として那覇市内にポートを設置。都市部や観光地などでのラストワンマイル(目的地までの最終区間)移動の課題解決と持続可能な移動手段の実現につなげる。

Limeのアプリケーション内でJALマイレージバンクの会員情報を登録することで、モビリティーの利用料100円ごとに1マイルがたまる。

那覇市で開始したシェアリングサービスでは、まず40ポートを設置。立ち乗り式と着座式の2タイプを展開し、最終的に180台設置を目指す。

Limeにとって日本でのシェアリングサービス提供は東京に次いで2地域目となる。

JALの提携ホテルなどでのレンタルといった、自治体・企業・観光地向けの事業も展開する。

日刊工業新聞 2024年11月12日

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