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営業益30.1%増…三菱電機の4-9月期、営業最高益の理由

三菱電機が発表した2024年4―9月期連結決算(国際会計基準)は営業利益が前年同期比30・1%増の1766億円だった。売上高も同4・1%増の2兆6435億円で、いずれも同期として過去最高を更新した。為替の円安傾向に加え、電力需要の増加による社会システムや電力システムの売り上げ増、北米やアジアでの空調事業の需要増などが寄与し、工場自動化(FA)事業の落ち込みを補った。

単位億円、増減率%、下段通期見通し、▼は赤字・マイナス。配当がある場合の上段カッコ内は前の期の実績、下段通期見通し

10月31日会見した増田邦昭最高財務責任者(CFO)は、FA事業について「全体として力強さに欠ける。年度内に大きな需要回復はない」と指摘。特に韓国でのバッテリーやディスプレー関連の需要が停滞しているという。

25年3月期連結業績予想は据え置いた。FA事業は前回予想より下方修正するものの、社会、電力システム事業は上方修正する。


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日刊工業新聞 2024年11月01日

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