サントリーが賃上げ7%へ、2000年以降初の3年連続ベア目指す
サントリーホールディングス(HD)は26日、2025年に基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせて7%程度の賃上げを目指す方針を発表した。実現すれば23、24年に続いてベアを含めた約7%の賃上げが行われ、00年以降では3年連続のベアは初めてとなる。
新浪剛史社長は、6月の実質賃金が27カ月ぶりにプラスとなったことを背景に「社会全体で継続的な賃金上昇を実現し、経済の好循環につなげたい。物価上昇や不透明な経営環境が続く中でも、社員にやりがいをもって働き続けてほしい」とコメントした。
日刊工業新聞 2024年09月27日