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青木あすなろ建設が体験会、「水陸両用ブルドーザー」の実績

青木あすなろ建設が体験会、「水陸両用ブルドーザー」の実績

水陸両用ブルドーザー

青木あすなろ建設(東京都港区、辻井靖社長)は、名古屋市内で水陸両用ブルドーザーの体験会を実施し、徳山工業高等専門学校(山口県周南市)土木建築工学科の学生ら6人が参加した。同市中村区内で行っている庄内川日比津河道掘削工事の現場を訪れ、水陸両用ブルドーザーによる掘削の様子を見学したほか、遠隔操作による操縦を体験した。

水陸両用ブルドーザーは水深7メートルの浅水域での作業に適し、作業者が搭乗せずに無線で遠隔操縦する。同社は5台保有している。これまでに災害復旧、河道掘削などの工事で1200件以上の施工実績がある。

無線操縦を体験する徳山高専の学生ら

体験会は建設事業の魅力、社会で果たす役割を若者に向けて発信することが目的。学生とともに参加した徳山高専の海田辰将教授・校長補佐は「情報通信技術(ICT)を活用した施工が当たり前の時代に、無線操縦などの技術に触れることは貴重な体験になる」と話した。

日刊工業新聞 2024年09月17日

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