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800室を収容…マツダ、社員寮建て替え

マツダは4日、本社工場(広島市南区)で勤務する技能系従業員向けの社員寮を建て替えると発表した。工場敷地内に点在する築50年以上経過した五つの寮を統合し、800室を収容する新寮(完成予想図)を建設。10月から建設予定地の整備に着手し、2027年4月の運用開始を見込む。投資額は明らかにしていない。

従業員満足度の向上や人材確保のために、住環境の充実に取り組む。個室には従来はなかったキッチンやシャワー設備、トイレを設ける。共用施設ではラウンジやトレーニング室などを新設。設備面で性的マイノリティーや外国人労働者など多様性にも配慮する。

また、寮とは独立させた食堂棟や周辺の広場を一般開放できるようにして、地域との交流を深めていく考えだ。

日刊工業新聞 2024年09月05日

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