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7月の工作機械受注、3カ月連続プラスの背景

日本工作機械工業会(日工会)が13日発表した7月の工作機械受注額(速報値)は、前年同月比8・4%増の1239億6000万円と、3カ月連続で前年同月実績を上回った。一方、前月比は7・4%減と3カ月ぶりに減少した。このうち外需は前年同月比17・9%増の883億6600万円と3カ月連続でプラスとなり、全体を押し上げた。

工作機械月別の受注

日工会は受注状況について「7月は国内外で夏季休暇の影響を受けるが、外需を中心に堅調に推移した」(調査企画部)とみる。

中でも中国は同国政府による設備更新や消費財の買い替え促進策などにより、6月まで3カ月連続で受注が増加した。7月も中国を中心にこうした動きが継続し、全体を底上げしたもようだ。

一方、内需は前年同月比9・6%減の355億9400万円と23カ月連続でマイナスとなった。前月比も12・8%減と2カ月ぶりに減少し、力強さに欠ける状況が続いた。


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日刊工業新聞 2024年8月14日

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