スズキ「軽FCV」2020年市販化へ。2輪の空冷式ユニット応用
低価格でトヨタやホンダと差別化
スズキが軽自動車の燃料電池車(FCV)を開発していることが31日、わかった。同社は2020年の市販化を目標に、燃料電池2輪車を開発中。軽FCVは燃料電池2輪車に搭載する空冷式燃料電池ユニットを応用する。小型、軽量、低コスト化が可能なことから、先行するトヨタ自動車やホンダと差別化を図る。
トヨタのFCV「MIRAI(ミライ)」などに搭載されている燃料電池ユニットは冷却水で冷やす水冷式。これに対し、スズキが採用する空冷式は出力密度で水冷式に劣るものの、ユニットの大幅な小型、軽量化が可能という。
燃料電池2輪車の技術を応用することで、低価格なFCVの開発を目指す。市販化すれば世界初となる燃料電池2輪車は年内に公道走行試験を始める計画。
ミライなどとは水素充てん方法も異なることから、社会基盤整備と同時進行で、燃料電池2輪車と軽FCV開発を進める方針だ。
トヨタのFCV「MIRAI(ミライ)」などに搭載されている燃料電池ユニットは冷却水で冷やす水冷式。これに対し、スズキが採用する空冷式は出力密度で水冷式に劣るものの、ユニットの大幅な小型、軽量化が可能という。
燃料電池2輪車の技術を応用することで、低価格なFCVの開発を目指す。市販化すれば世界初となる燃料電池2輪車は年内に公道走行試験を始める計画。
ミライなどとは水素充てん方法も異なることから、社会基盤整備と同時進行で、燃料電池2輪車と軽FCV開発を進める方針だ。
日刊工業新聞2016年4月1日 自動車面