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三陽機器が投入、「アーム式草刈り機」新機種の機能

三陽機器(岡山県里庄町、守安利文社長)は、トラクターに装着するアーム式草刈り機「ZHシリーズ」の後継機「ZH―342=写真」を発売した。増速機を搭載したことで、動力源の回転数がより低い場合でも使用できる。価格は消費税込みで244万2000円から。年間150台の販売を目指す。

トラクター後部の動力取り出し軸PTOを使って油圧を駆動させ、草刈り用のハンマーナイフやアーム伸縮の動力源とする。増速機によりPTOは毎分540回転と、従来機の同1000回転よりも低速で使えるようにした。

草刈り幅900ミリメートル、アーム最大リーチは3・7メートル。夏場でも油圧の温度上昇を抑えるオイルクーラー付き機種もそろえた。またコントローラ-にはパイロット式電磁比例弁を採用し、軽快な操作感を実現した。

日刊工業新聞 2024年06月04日

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