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中華系スマホ回復で微増4.4兆円、23年度電子部品世界出荷額の全容

中華系スマホ回復で微増4.4兆円、23年度電子部品世界出荷額の全容

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電子情報技術産業協会(JEITA)がまとめた日本メーカーによる2023年度の電子部品世界出荷額は、前年度比0・3%増の4兆3814億円だった。各年度ごとに統計参加企業が異なるため単純比較はできないが、出荷額全体の3割以上を占める中国向けは同1%増の1兆5067億円と微増となった。23年度下期から中華系スマートフォンの出荷数量が回復したのが一因とみられる。

電子部品グローバル出荷額

半導体・電子部品の販売を手がけるコアスタッフ(東京都豊島区)の戸沢正紀社長は23年度の出荷額が微増となった理由を「顧客がメーカーに対し23年度分を先行発注していたことや、中華系スマホの回復が背景にあるのではないか」と指摘する。

製品別でみると、受動部品は同0・5%増の2兆818億円。このうち、自動車やスマホなどの中で電気を一時的に蓄えたり放出したりして回路のノイズを除去し、電圧を安定させるコンデンサーは同1・1%減の1兆4493億円だった。

実際、コンデンサーの主要な搭載先であるスマホの出荷台数は落ち込んでいた。米調査会社のIDCによると、23年のスマホの世界出荷台数は前年比3・2%減の11億7000万台だった。


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日刊工業新聞 2024年06月03日

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