「レヴォーグ」「スバルBRZ」「インプレッサ」…スバルが新車サブスク開始
SUBARU(スバル)は16日、新車サブスクリプション(定額制)サービス「スバル×キント」を開始したと発表した。トヨタ自動車子会社のKINTO(キント、名古屋市西区)と連携。キントのサブスク基盤を活用することで、顧客は車の一括購入ではなく任意保険や自動車税などをパッケージ化した月額サービスを利用できる。
同サービスの正式名称は「キント ワン(スバル)」。契約プランは、最初にまとまった費用が必要ない「初期費用フリープラン」と、中途解約金をゼロにする「解約金フリープラン」を用意した。契約期間は初期費用フリープランが3年、5年、7年から選択可能。解約金フリープランは3年。両プランとも任意保険の支払いや自動車税、登録諸費用、車両の定期メンテナンス、車検などを含む。
取り扱い車種は「レヴォーグ」や「スバルBRZ」「インプレッサ=写真」など計8車種。全国のスバル販売店とキントのウェブサイトでサービスの申し込みを受け付ける。
2023年7月にスバルと同社完全子会社のスバルファイナンス(東京都渋谷区)、キントが業務提携契約を締結。24年1月に開かれたカスタムカーの展示会「東京オートサロン2024」で、スバルの新車サブスクサービスについて発表していた。
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日刊工業新聞 2024年05月17日