ベンツ日本が9年ぶり全面改良、新型「メルセデスAMG GTクーペ」の性能
メルセデス・ベンツ日本(千葉市美浜区、上野金太郎社長)は2日、スポーツカーの新型「メルセデスAMG GTクーペ」の予約注文の受け付けを開始したと発表した。高い走行性能やスポーツ性に加え、日常使用での利便性を確保した。9年ぶりの全面改良となる。消費税込みの希望小売価格は2750万円。
車体には軽量なアルミニウム複合シャシーを採用。ねじり剛性を旧型比18%向上するなど高剛性と快適性を兼ね備えた。パワートレーン(駆動装置)に総排気量3982ccのV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力585馬力、最大トルク800ニュートンメートルを実現した。また4人乗車に仕様変更可能で日常使いに対応する。
同日開いた発表会で、上野社長は「国内人気が高く年々販売台数が増加している」とした上で「新車で年間数百台規模で販売したい」と意欲を示した。
日刊工業新聞 2024年04月03日