ホンダは小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の日本国内のサービスセンターに、ジャパンジェネラルアビエーションサービス（ＪＧＡＳ、東京都港区）を指定した。ＧＡＳが４月1日から整備・メンテナンスなどの各種アフターサービスを提供する。２０１８年にホンダジェットを国内で発売して以降、丸紅エアロスペース（同千代田区）が担ってきたサービス業務をＪＧＡＳが引き継ぐ。

ホンダジェットの国内販売については４月から、丸紅エアロスペースに代わって航空機事業子会社のホンダエアクラフトカンパニー（ＨＡＣＩ、米国ノースカロライナ州）が直接行う体制に変更する。これに伴い、ＪＧＡＳが顧客の購入をサポートする問い合わせ窓口も担う。

ＪＧＡＳは東京都や鹿児島県に国土交通省の認定を受けた整備施設を持ち、日本全国に航空機部品を配送している。ＪＧＡＳをサービスセンターに指定することで、ホンダジェットの顧客はより少ない移動で迅速なサービスを受けられるようになるとしている。