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三井住友カード、問い合わせの電話をビデオ通話で“通訳”−聴覚・言語障害者向け

三井住友カードは23日、プラスヴォイスと提携して聴覚・言語障害のある顧客向けに会員専用代理電話サービスを始めたと発表した。耳や言葉の不自由な会員からの問い合わせに対し、プラスヴォイスのオペレーターがスカイプなどのビデオ通話により手話や筆談で受付、その内容を三井住友カードのコールセンターのオペレーターに音声電話でリアルタイムに通訳する。耳や言葉の不自由な会員の利便性を向上させる。サービス料金は無料。

 これまでは聴覚や言語に障害のある会員からの問い合わせや各種手続きは、インターネットや郵送で受け付けていた。またカードの紛失や支払いに関する相談などインターネットで受け付けていない問い合わせには、会員の家族や知人から本人に代わって電話をしてもらっていた。耳や言葉の不自由な会員からの手話や筆談で本人が直接問い合わせができるようにしてほしいとの要望に応える。
日刊工業新聞2015年04月24日 金融面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
バリアフリーは問い合わせ窓口にも。カード紛失など早急に対応してほしい時には代理電話を頼んでいる余裕もないでしょうし、良いサービスだと思います。

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