長崎でMRJや777X向け部品工場を稼働 ウラノ
新たに70人雇用
【長崎】ウラノ(埼玉県上里町、小林正伸社長、0495・33・2511)は、長崎工場(長崎県東彼杵町)の第3工場を稼働した。米ボーイングの次期大型旅客機「777X」や国産小型ジェット旅客機「MRJ」の機体部品などを生産する。今回の稼働により、3年後の年間売上高を現行比15億円増の50億円に引き上げたい考え。
長崎工場は「東そのぎグリーンテクノパーク」内にある。第3工場への初期投資額は10億円。精密・高精度な複雑加工ができる5軸マシニングセンターなど8台の生産設備を導入した。中大型旅客機向け部品の年間供給能力は10―14機分という。3年後をめどに加工設備の強化などで25億―30億円の追加投資を計画している。
稼働に合わせて人材も増やす。3年間で県内の大学や高専の卒業生など70人を新規雇用。長崎で計200人の体制を整える。
ウラノはチタンやインコネルなど難削材の切削技術が強み。宇宙航空機器や半導体製造装置などの部品を本社工場と長崎工場で製作している。
小林正樹副社長は「加工難易度が高い製品を長崎に一部移管していきたい」としている。
長崎工場は「東そのぎグリーンテクノパーク」内にある。第3工場への初期投資額は10億円。精密・高精度な複雑加工ができる5軸マシニングセンターなど8台の生産設備を導入した。中大型旅客機向け部品の年間供給能力は10―14機分という。3年後をめどに加工設備の強化などで25億―30億円の追加投資を計画している。
稼働に合わせて人材も増やす。3年間で県内の大学や高専の卒業生など70人を新規雇用。長崎で計200人の体制を整える。
ウラノはチタンやインコネルなど難削材の切削技術が強み。宇宙航空機器や半導体製造装置などの部品を本社工場と長崎工場で製作している。
小林正樹副社長は「加工難易度が高い製品を長崎に一部移管していきたい」としている。
日刊工業新聞2016年3月23日 中小企業・地域経済面