味の素の労働時間短縮は“仕事量”を捉え直すきっかけになるか
来年から7時間15分に
味の素は、2017年4月から1日の所定労働時間を現在より15分短縮し、7時間15分にすることを明らかにした。同日付で労働組合に回答した。年間労働時間はこれにより、15年度の1970時間から1890時間になり、1900時間を切る。味の素は20年度までに年間労働時間を1800時間に減らす目標を掲げており、引き続き、1日当たりの労働時間短縮を進める考え。
労働時間短縮は、時間内にきちんと仕事を終えるなどで作業性アップを図るのが狙い。国内の約2500人の従業員が対象。「海外子会社では現在でも労働時間1800時間近くを達成しているところも多い。それらの例も参考にする」(同社)とし、実施に必要な機構改革も進める。
労働時間短縮は、時間内にきちんと仕事を終えるなどで作業性アップを図るのが狙い。国内の約2500人の従業員が対象。「海外子会社では現在でも労働時間1800時間近くを達成しているところも多い。それらの例も参考にする」(同社)とし、実施に必要な機構改革も進める。
日刊工業新聞2016年3月9日