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日本HPが投入、AI搭載ノートパソコンの機能

日本HPが投入、AI搭載ノートパソコンの機能

AIチップによりオンライン会議での安全性を向上した「HPスペクトル×360 16」

日本HP(東京都港区、岡戸伸樹社長)は18日、人工知能(AI)技術を搭載したノートパソコン(PC)2機種を同日発売したと発表した。専用AIチップ「NPU(ニューラルネットワーク・プロセッシング・ユニット)」により、PCののぞき見を警告するアラートを画面上に示したり、利用者がPCから離れた際に画面を自動ロックしたりでき、オンライン会議時の安全性を高めた。

「HPスペクトルx360 14」「同x360 16」の2機種を投入した。x360 14は消費税込みで27万9400円から、x360 16は同33万9900円から。またゲーム向けのPC「オーメン トランセンド 14」も18日に発売した。価格は同27万8300円から。

岡戸社長は「2024年はAIPC元年と言える」と語った

日本HPは同日、都内で事業説明会を開き、デジタル印刷機やサプライチェーン(供給網)戦略などに関しても説明した。岡戸社長は「2024年はAIPC元年と言える。しっかりとHPブランドを築いていく」と語り、「飛躍の年としたい」と意気込んだ。


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日刊工業新聞 2024年01月19日

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