ニュースイッチ

株式交換で破綻回避、三菱電機が北弘電社を完全子会社化

三菱電機は9日、持分法適用会社の北弘電社を株式交換で完全子会社化すると発表した。三菱電がすでに保有する分を除き、北弘電社株1株に対し、三菱電の株0・26株を割り当てる。北弘電社は3月4日に臨時株主総会を開いて承認を得た後、4月11日に上場を廃止する。株式交換は同月15日を予定する。

三菱電は北弘電社に27・53%を出資する筆頭株主。北弘電社は電気設備工事の施工など手がける。同社は建設コストの上昇など事業環境の悪化に加え、太陽光発電所建設工事をめぐる不適切な会計処理、工事遅延に伴う違約金が発生し、資金繰りに影響が出ていた。その結果、2023年3月期には債務超過に陥っていた。

三菱電では株式交換を実施しなければ北弘電社の資金繰りが滞り、経営破綻に至ることも想定されるとみている。

日刊工業新聞 2024年01月10日

編集部のおすすめ