「ランクル70」復活…2023年に注目を集めた「クルマ」記事3選
ニュースイッチでは電気自動車(EV)や新型車両など、自動車に関するニュースを多く配信しています。その中で、2023年に特に反響があった記事3選を紹介します。
半導体不足「ほとんど影響なくなった」が…自動車業界で浮上した新たな課題
2023年の自動車業界は、コロナ禍の収束と半導体不足の緩和により、各社の生産と販売が回復した。一方、世界最大市場の中国では電気自動車(EV)シフトが進み、中国事業を展開するメーカーは苦戦を強いられた。米国では物価高騰を背景に労務費の上昇が利益の圧迫要因となるなど、新たな課題が浮上した1年でもあった。(公開日:2023年12月6日)
「ランクル70」が今秋復活、トヨタが9年ぶり国内再販の背景
トヨタ自動車は2023年秋にもスポーツ多目的車(SUV)「ランドクルーザー70」の国内販売を約9年ぶりに復活する。1984年に発売し、04年に販売を終了したが、14年に1年の期間限定で再販した経緯がある。ランクル70は耐久性や走行性などに優れ、所有者の嗜好に応じてカスタムできるため根強い人気がある。日本の排出ガス規制に対応するめどをつけたことから、販売再開を期待する国内顧客の声に応える。(公開日:2023年2月18日)
エンジン不正の“呪縛”抜け切れず…日野自・三菱ふそうの統合、「延期の可能性高い」の見方も
日野自動車と三菱ふそうトラック・バスが2024年末をめどに経営統合する計画の発表から半年がたった。依然、日野自は22年公表のエンジン認証不正の“呪縛”から抜け切れない。資産売却などで特別利益を計上したものの、補償や和解金支払いなどで24年3月期連結業績予想は4期連続で当期赤字の見通し。今後新たな問題が発生する可能性も拭い切れず、「統合は延期になる可能性が高い」(杉浦誠司東海東京調査センターシニアアナリスト)との見方も浮上している。(公開日:2023年12月1日)