新ジャンル切り開いたスズキ「ワゴンR」、国内販売500万台達成
スズキは7日、軽乗用車「ワゴンR」シリーズの国内販売が11月2日時点で累計500万台を達成したと発表した。1993年9月に初代(写真)を発売して以来、30年3カ月目での達成となった。同社として国内販売500万台達成は、軽乗用車「アルト」に次いで2車種目となる。
初代ワゴンRは「乗る人を最優先し、快適で使い勝手のよいパッケージングを追求」というコンセプトで開発。セダンタイプが中心だった軽自動車市場で「軽ワゴン」という新たなジャンルを切り開いた。インドなど海外でも展開し、軽自動車の魅力を世界に広げる役割を果たした。現行のワゴンRは6代目となる。
日刊工業新聞 2023年12月08日