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ドコモ、震災被害のカキ養殖漁場で水温データ管理

宮城県東松島市で実証。生産性向上につなげる
 NTTドコモは東日本大震災で被害を受けた宮城県東松島市のカキとノリ養殖漁場で、通信機能を搭載したブイの実証実験を始めた。2017年4月の商用化を目指す。セナーアンドバーンズ(東京都大田区)が開発したセンサー搭載のブイから水温データを取得し、ドコモのクラウドサーバーに送信する。

 養殖業者はアンデックス(仙台市青葉区)が手がけたスマートフォンのアプリケーション(応用ソフト)を通じ水温を確認・管理する。情報通信技術(ICT)を活用した温度管理により、養殖業者の生産性向上や高品質な水産物生産につなげる。
日刊工業新聞2016年3月14日情報・通信面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
ドコモさん、こういうの、もっともっとやりましょう。

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