「クラウン」内装をアップグレード、トヨタのサブスクでできること
トヨタ自動車と子会社で自動車のサブスクリプション(定額制)サービスを手がけるKINTO(キント、名古屋市西区)は、トヨタの旗艦車種「クラウン」の内装をアップグレードするサービスを始めた。セダンとスポーツ多目的車(SUV)の要素を併せ持つ車種として2022年に発売した「クロスオーバー」の内装を、23年10月発売のSUV「スポーツ」のものに変更できる。
シフトパネルやドアスイッチベース、カップホルダー、インサイドドアハンドル、コンソールエンドの計5カ所の塗装色や質感を変更可能。
つやや光沢のある色に変更することで高級感が増す。価格は5カ所セットで5万9400円(消費税込み)。顧客の要望を受けてサービス化した。
車の機能、ソフトウエアなどを購入後やリース後に更新するサービス「キントファクトリー」の一環。内装の一部を新型の塗装色・質感にアップグレードするサービスは高級車ブランド「レクサス」で導入済みだが、トヨタブランドでは初めて。
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日刊工業新聞 2023年11月17日