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三菱重工系が整備完了、エアバス製小型機「A320neo」用エンジンが実現した性能

三菱重工航空エンジン(MHIAEL、愛知県小牧市、牛田正紀社長)は、欧州エアバス製小型機「A320neoシリーズ」向け航空機エンジン「PW1100G―JM」の整備を完了した。同社として整備する同エンジンの初号機となる。

PW1100G―JMは、2万4000―3万3000ポンド(107キロ―147キロニュートン)の推力を持ち、低圧回転軸に組み込まれたギアによって従来エンジンと比べて大幅な燃費向上と騒音低減を実現した。

エアバスのA320neoシリーズは120―200席クラスの最新型機。これまでに確定発注された約3800機のうち、エンジンが選定された機体の約半数に同エンジンが選ばれており、同シリーズの販売台数、運航台数、同エンジンへの修理・整備ニーズは、今後も順調に増加する見込み。


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日刊工業新聞 2023年07月26日

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