日本勢で初、日産がテスラの充電規格採用
日産自動車は2025年以降に、米国とカナダ市場向けに生産する電気自動車(EV)に米テスラの充電規格「NACS」を採用する。24年以降に同市場で販売するEV「アリア」には、搭載する「CCS1」規格の急速充電器をNACSに対応させるアダプターを提供する。
北米では米ゼネラル・モーターズ(GM)や米フォード・モーターなどもテスラの充電規格を採用することを決めている。日本や欧州の自動車メーカーの対応が注目されていたが、日産が日本勢で初めてNACSの採用を発表した。
日産は30年までに米国で販売する4輪車の40%以上をEVとする計画。
25年以降にミシシッピ州のキャントン工場で生産する新型EV2種もNACSを採用するとしている。
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日刊工業新聞 2023年07月21日