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マツダ、11年ぶりロータリー搭載PHV量産開始 欧州需要取り込む

マツダ、11年ぶりロータリー搭載PHV量産開始 欧州需要取り込む

欧州向けのSUV「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」(左は青山裕大取締役専務執行役員)

マツダは発電用のロータリーエンジン(RE)を搭載した欧州市場向けのスポーツ多目的車(SUV)「MX―30 e―SKYACTIV R―EV」の量産を始めた。RE搭載車の量産は、2012年6月に生産を終了したスポーツ車「RX―8」以来11年ぶりとなる。宇品第1工場(広島市南区)で生産し、生産能力は非公表。環境対応で先を行く欧州の需要を取り込む。

同車はエンジンを発電のみに使い、モーターで駆動するプラグインハイブリッド車(PHV)。バッテリーの電力のみで85キロメートルの走行距離を備え、REの発電によって600キロメートル走行できる計算になる。

マツダは初の量産電気自動車(EV)として20年に欧州でMX―30を導入した。ラインアップ拡充で幅広い電動化ニーズに対応する。従来より低温で硬化する塗料の採用や、自社工場の太陽光発電設備で発電する電力を車載電池の出荷時の充電に用いるなど、生産工程での環境負荷低減にも取り組む。


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日刊工業新聞 2023年06月26日

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