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ヤマハ発動機がリース実証、「原付2種クラスEV」の仕様

ヤマハ発動機は実証実験用電動スクーター「E01(イーゼロワン)=写真」を使用した原付二種クラス電気自動車(EV)の第3期リース実証実験を、降雪地域を除く全国各地で9月から実施する。異なる時期や場面でE01を利用することで、原付二種クラスEVの市場受容性をより深く探ることが目的だ。

実証実験ではE01計75台を車両受取日から3カ月間、月額2万円(消費税込み)でリースする。小型限定普通2輪免許以上の2輪免許を保有していることや、利用開始後のアンケート回答などが参加条件。6月23日から7月2日まで実験参加者を募集する。

E01は原付二種クラススクーターとしての実用性を追求したモデル。乗車定員は2人、1回充電当たりの最大航続距離は104キロメートル。1回当たりの充電時間は急速充電で約1時間、普通充電で約5時間。同社は第3期実験終了後も、E01を使用した実証実験を予定している。

日刊工業新聞 2023年06月21日

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