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三菱電機が25年にも実用化、「遠隔操作型人型ロボット」の特徴

三菱電機は、開発中の遠隔操作人型ロボット「DiaroiD(ダイアロイド)=写真」を2025年にも実用化する方針を示した。このほど大阪市内で開かれた展示会で「見込み客の要望を反映し改良したい」(電子通信システム製作所インフラ情報システム部の馬場健介チームリーダー)とした。

同ロボットは19年に開発に着手。人が通信で制御するが、自律型ロボットのような検知・反応の複雑なシステムや、動きを覚えさせる教示作業も必要ないのが特徴だ。

宇宙や危険な場所、製造・物流現場などでの稼働を想定し、スマートフォンでの操作も目指す。馬場チームリーダーは「ダイアロイドを売ると数千万円はかかるので、低額で使えるサービスを事業化したい」と説明する。


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日刊工業新聞 2023年06月15日

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